会場:仙台市青年文化センター2階交流ホール... 快楽園梅香 2008/12/12 02:59:10 ├D-19 快楽園梅香 2009/01/05 21:14:44 ├新刊コピー本出ます。 快楽園梅香 2009/01/11 23:24:41 └アフターレポート 快楽園梅香 2009/01/23 01:00:48 |
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アフターレポート 何度も書いていますが、梅香は水戸在住です。東方杜郷想の開催地は仙台。常磐線一本で行けるじゃないか! というわけで仙台行きの特急スーパーひたちで向うことに。ただし仙台直通の特急は日に3本しかないので、当日では当然間に合いません。なので前日、昼間に仙台入り。山形の実家にいた平沢は高速バスで仙台入りして、仙台駅で直接落ち合う。昼食(地鶏&ビール)を摂って市街をダラダラ歩き、いろんな店をひやかして、午後3時にホテルにチェックイン。場所は勾当台という仙台駅から地下鉄で2つ目、会場である旭ヶ丘まで4つという駅の近くで、交通至便。 ここで普段の遠征なら観光に出掛けるところですが、仙台には何度も来ているので、今更別段行くところもないよね、そもそも仙台には大した観光資源ないしねぇ、とホテルの部屋でペーパー&コピー本作り。コピー本の製本を終え、日記も更新したところで、仙台名物食べに行こうということに。牡蠣か牛たんか……で迷ったところ、平沢の「イベント前日に牡蠣で当たったらマズい」という意見が出たので、牛たんに決定。ネットで調べて、近所に良さげな牛たんのお店があったので(……というか広瀬通→勾当台周辺は牛たん屋だらけだったのだが)突入! イベント前日だというのにビールで牛たん! 牛たん! うめぇ! まじぱねぇ! 状態に。梅香・平沢共に「牛タン? まぁ美味いとは思うけど、タンだけ特別扱いするのはイヤだな。他の部位も食わせれ」とか言っていたのに……。満腹になって店外に出たらさすがに東北、夜は本気で寒い。ホテルの大浴場で温まってから、ゆっくり寝ました。 当日朝も寒かった。窓から外を見上げたら、曇天空からひらひら舞い落ちる、あの白いのはなに? 雪なの?……という天気。さすが東北。天気予報では曇り時々雨、だったので、雨よりは雪の方がいいか……。ホテルでバイキング朝食を摂って、コピーの分重くなった荷物を持っていざ、出発。会場である旭ヶ丘の駅を降りたら、眼前に、なに、山!? というスルドイ地形。仙台駅からわずかな時間で山の中とは、さすが東北、あなどれない!……いや、私はこの地下鉄の終着駅から乗ったことがあるので、この駅は周辺が田舎でも、この先が街であることは知っているのですが、やっぱりインパクトのある光景。駅からすぐの会場に、人の流れに沿って歩いていくと、なに、この行列。開場まであと1時間はあるんだよ? 東北だよ? 雪チラついてんだよ?……300人以上いた模様。寒冷地での冬のイベントは、待機列も大変なんだなぁ。そういえばむかーし、冬のガタケットに参加したときも寒かった記憶が……。 会場である仙台市青年文化センターの交流ホールは、八角形で天井に六芒星が描かれている不思議な形で「普段どう使っている場所なんだろ?」「召喚の儀式とかじゃない?」といった場所。そしてあったかい、というかもう暑い! 主催側からで「暑いと思う方は手を挙げてくださーい」とアナウンスがあったので、梅香・平沢を含めた大部分の人が挙手! 暖房が止められて暑さは解消されました……が、まだ暑がりにとってはじゅうぶんな暑さで、再びのアナウンスで「冷房入れた方がいいと思う方ー」には梅香は挙手しました。平沢は上げませんでしたが。結局、階段へ続く扉がオープンされたことで事なきを得ました。開け放たれたそこは開場後、大手列を流すのに使われていました。 お隣のサークルに挨拶をして、本を並べてさっさとサークル設営は完了。本が少ないのでとても簡単。準備が済んだので、ざっと会場内を見て回ることに。この会場の大きさで約100サークルという規模なので、全部見て回るのも難しくないな、と目星を付けて回る。ちなみにホワイトキャンバスが東方おみくじを配っていたので貰ったのですが、梅香は橙で中吉、平沢はなんとてゐで大凶でした。わりと本気でヘコむ平沢。ま、まぁ本物のおみくじと違って、ネタで大凶も多めに入ってるんだろうし……。 そうこうしているうちに開場、一般入場開始! じゃあちょっと買い物行って来る、と平沢に売り子を任せてスペース外に出た梅香が眼にしたのは、サンクリかと見紛うような人ごみだったのでした……ちょwwwここ東北wwwww……草生やしている場合じゃない! とにもかくにも馴染みサークルの新刊コピー誌! それに買いそびれてた既刊(大きいイベントに持っていくほど数がない既刊を、小さいイベントにだけ持ち込むのはよくあること)をGET。とりあえず最低限の目的を果たして、人をかきわけて自分のスペースに帰還。 帰ると平沢はヒマそうにしていました。まぁウチは最初から忙しくなるようなとこじゃないから……と思っていたら、どうも様子がいつもと違う。既刊の『地球のプレゼント』400円と『お日さま見えたら布団干して』500円はそれなりに手にとってもらえて、買ってもらえるのに、本日新刊の100円のコピー誌が手にもとってもらえない。どうかすると、念のため持ち込んだ別ジャンルの本のほうが手にされている……うーむ。ひょっとして白黒コピー誌ではちゃんとした本、とは見てもらえないのかしら? 表紙だけカラーでプリントアウトしたものにしよう、という予定もあったものの、塗り時間がなくて(製本にも手間がかかるし)断念したのは失敗だったか……。結局、既刊は順調に出たものの、新刊コピー誌がバッチリ残る、という結果になりました。既刊の売り上げで交通費・宿泊費くらいは出たものの(そもそも赤字覚悟だったし)新しいものがサッパリだったのは複雑です。うーむ。 イベント自体は、大混雑こそ最初だけだったものの、終始人が絶えることのないいい塩梅。コスプレも規模を考えればかなり多い。混雑がひと段落した後は、サークルへのドリンク配給、会場内での餅つき大会、と噂に聞いた「杜の奇跡」クオリティが炸裂。「♪一つ搗いてはダイコクさま〜」とは歌っていませんでいたが。会場内の熱気で窓ガラスはキッチリと結露。曇りを手で拭くと……おぉ、雪が、朝の粉雪じゃなく、もっちりとしたボタ雪になってるー! 帰りの電車が心配、と思ったものの、さすが東北、このくらいはなんともないぜ、というか天気予報アテにならないなぁ! とか話しながら、その後もちょこちょこ本を見て回ったり、スケブ描いたりしていました。3時でイベントは終了。その後はアフターイベントだけど、数少ない水戸への直通特急を逃すまいと、我々は早々に仙台駅へと向かったのでした。 総じて、熱気があって良いイベントだったのではないでしょうか。フルカラーで500円のカタログも良かった。そのカタログの記載によると、参加サークルの3分の2が東北から参加したサークルだとか。遠征組だけでなく、地元に支えられているのは良イベントの証の一つでしょう。次回開催も計画しているようですが、時期が合うようならまた参加したいと思いました。その時は新刊にもうひと工夫が必要でしょうが。そだ、牡蠣を食べよう……あぁ温泉も良いな……と思った、今年初のイベント参加でした。 |