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アフターレポートというか京都旅行記その1 (※東方紅楼夢のアフターレポートだけ読みたい方は、↓のスキマまで飛んでください) 3週間も空けずに再び京都に。なので前回と被りそうなところは書きません。梅香と平沢の二人連れなのも、イベント前日に京都入りして2泊して戻ったのも、宿泊先も前回と同じ。 前回の京都行き同様、朝食は東京駅で買った駅弁。前回は駅弁購入時にビールを一緒に買ったら微妙に温くなってしまい、値段も車内販売と変わらなかったので、今回は車内販売で買おう! と企んでいたら、ビールの車内販売のない列車だったorz。それどころかPETお茶もラス1本で、二人で回し飲みすることに。策士策に溺れる……か(←違います)。 ホテルに届いているはずの新刊を、開場であるみやこめっせまで運ぶためには……そう、カートだ! というわけで駅ビルのJR京都伊勢丹で旅行用カートを買い求める。売り場が10階だったので、そのまま屋上・大空広場に出て京都市市街を一望。「京都よ、私は戻ってきた!」とテンションを上げる。 前回と同じホテルに着いたのは14時少し前。チェックインは15時からだけど、宅配の着時刻を12:00-14:00に指定していたので、ロビーで待ち受けるくらいのつもりで。ところが14時になっても荷物は届かず……ホテル側がもうチェックインしてもいいと言うので、とりあえず荷物を持って部屋に。前回の4階から3階に。洋室ではなく和室。そして前回同様エレベーターはなし。 まぁ少しくらい遅れることもあるだろう、ひょっとしたら天皇皇后両陛下の京都行幸啓(10/31日記参照)に伴う交通規制とかに引っかかっているのかも、と遅めの昼食を摂りに一旦外出。ここで11/4の日記に載せた光景を目にするわけです。みやこめっせの筋向いにある喫茶店「和蘭豆」に。ここは前回も来て、落ち着ける雰囲気が良いのと、玉子サンドが感動的に美味しかったので、再訪を誓っていた店。前回は「ご飯が品切れで」と注文できなかったカレーライス&ピラフを、美味しい珈琲と共に注文。食事は懐かしの喫茶店の味! という感じの独特な物でした。嫌いじゃない。ついでにセブンイレブン(11/1日記参照)でペーパーをコピー。 15時過ぎに、そろそろ届いたかしらー、とホテルに戻ったところ、未だ、不着。さすがに心配になってきて、部屋のLANを平沢のノートPCに繋いで、荷物がどこにあるか検索すると、配送の途中であるらしい。これ以上はどうしようもないか……と不安になりながらも部屋で待っていると、16時直前にフロントから、今届いた、との報せ。ホッとするも、同人誌のみっしり詰まった重い段ボール箱を上げ下げするのは重労働だなと思い、明朝までの保管をお願いすると快諾してくれた。これでひと安心。 さて、明日の準備はできたものの、16時過ぎでは普通の観光地を観て廻るのは不可能……というわけで、前回の記憶を頼りに、ダラダラ散策をすることに。まず赴いたのは瓜生石。一晩のうちに蔓が伸びてキュウリがなった……という伝説のあるこの石、にとり(中心。結果的に)の本を出すものとしては行かないわけには! と意気込みました。実は前回道を間違えて辿り着けなかったんで、リベンジです。今度はちゃんとネットで調べてきたからな! そして辿り着いた瓜生石は!……ショボかった。いや、調べた段階でたいしたものじゃないことはわかっていたけれども! 本当にタダの石! 通りかかった観光客のおばさんに「ここ、何ですか?」と梅香が訊ねられる始末! 一応、一晩でキュウリがなったとか、二条城の地下までトンネルで繋がっているとかいう伝説を伝えておきましたが! まぁこのカ゛ッカリ具合も観光の醍醐味よね……と表通りを外れて白川沿いをてろてろ歩くと、この街並みが旧い感じで実にイイ。実際は建て直した新しい建物でも、ようやく落ち着いた風情を味わえた。なにより人通りが少ないのがイイ。 急ぐ理由もないので、三条大橋から四条大橋まで、鴨川の河原をダラダラ歩く。これもやってみたかった……のだが、この季節なのに蚊が大量にいて難儀する。風情を味わうのもラクじゃないなぁ。鴨川沿いの建物(主に飲食店)は、幕末頃からこんな感じだったのだろうな、という佇まいなのはいいんだけど、室外機が美観を損ねている、ということに今更ながらに気付く。 四条河原町に出ると、滅茶苦茶な人出でウンザリして、全然わからない脇道に入る。そこに何だかいい塩梅の小さな刃物店があったので、爪切りを購入。こういう買い物は大好き。ウロウロしているうちに賑やかな京極通に出て、さらにウロつくとアニメイト&メロンブックス発見! 京都まで来てこんないつもの所に……と思いつつ入店、例によって発作的に買い物。まぁ明日の事もあるので、自重して。同じビル内にネットカフェらしき店が入ってたので、明日の紅楼夢参加者でここにいる人も、いるんだろうなぁ……とがんばれ、と拳を握る。 ちょっと歩きつかれたので、喫茶店「からふね屋珈琲店」で珈琲とパフェ。ここは1万円の巨大パフェを出す店で、パフェの種類が100数十種類あるという(なのにあくまで珈琲店を名乗っている)どうかしてる店です。TVで見たことある!……と気付いたのは入店した後で、何の目的もなくたまたまだったのでした。梅香も平沢も、酒も好きだけど甘いものも好きで、珍しいパフェとかつい頼んでしまうのでした。なんたってパーフェクトデザートですからね。味は普通でしたけどね。 さて、1日は映画の日だろう! ということで「新京極シネラリーベ」で『ハロウィン』を観賞。というか、元々この界隈まで来たのはこのためなのだった。季節にはバッチリ合ってるけど、京都まで東方イベントにやって来て、前夜にこれか(笑)。しかしこの映画館は素晴らしいね! “R-15+ジェシカ・アルバ祭り”と銘打ってスタンプラリーをやってたんだけど、そのラインナップが強烈。『ハロウィン』の後は『アイズ』『デイ・オブ・ザ・デッド』『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』……女性観客を寄せ付けない男らしい作品群! 実際『ハロウィン』でも観客は我々同様ボンクラそうな男性ばかり! やるなぁ。でも経営大丈夫なのかなぁ。 映画鑑賞後、なんだかしんみりしてしまったので、近くのフレンチ居酒屋「パリ21区」でビール。ここは前回、初の京都の夜に入店できず、翌日偶然にも二次会で連れてきてもらったという面白い巡り合せが。ビールの種類が豊富で、食べ物メニューも濃厚なビールに合うものが多くて、梅香&平沢にとっては有り難いお店。ガガーッと世界のビールを飲んで、美味いつまみで満足。いい気分でホテルに帰る。タクシーを使っても良かったんだけど、酔い醒ましを兼ねてダラダラ歩くことに。11時頃でも人が多いのは観光シーズンだからか土曜だからか。 まだ酔いは残っていたけれど、大浴場が0時半までなので、いそいそ風呂に。前回も使ったこのホテルで、いちばんありがたかったのはこの大浴場。温泉でも何でもない、質素な銭湯みたいな施設だけれど、手脚をのびのび伸ばして入浴できるのは、それだけで贅沢です。明日の戦いに臨むためにも、今日の疲れは取っておかなくては……。 目覚めて翌朝、11月2日、紅楼夢当日。勧業祭2008の時と同様、ホテルの喫茶室で朝食。本当に全然大した食事でなくても、イベントの朝にゆっくり朝食が摂れるだけでもありがたいものです。見るからに紅楼夢参加者が、喫茶室だけ利用する姿もチラホラ。看板にあった“東方紅楼夢実行委員会”らしき面々も見られる。戦場に臨む男達の姿、眼に焼き付けました。ホテルで飲物のPETを購入して、こちらも出撃準備。 買ったばかりのカートに、ホテルのロビーで一晩過ごした新刊の段ボール箱を括りつけて、いざ出陣。みやこめっせまでの道程には、大きな段差も砂利道もないことは前回で把握しているので、ただ落ち着いてゆっくり進むだけ。ほぼサークル入場開始時刻に着いて、若干入り口で待たされたものの、落ち着いて入場。みやこめっせ入りしてから3階までのエレベーターが使えるかどうかだけ心配していましたが、ガラガラで余裕でした。 そう、今回の紅楼夢で気掛かりだった点のひとつが、会場がみやこめっせの第3展示場(3階)と第1展示場(地下1階)に分かれていること。東ガル会は広い方の第3展示場に配置されていました。 送っておいた既刊『お日さま見えたら布団干して』を受け取って、スペースを準備。と言っても本2種類+ペーパーしかないので、普段に比べればラクチン。両隣のサークルさんに挨拶を済ませて、買い回りの最終チェック&周囲の偵察を。一般待機列と出会わないルートだったので、どのくらい混むのかはまだわからない……開場時間が近づくにつれ、テンション上がってきた↑↑ ほぼ定刻通りの11時に開会の挨拶があって、一般入場開始。スペースは平沢に任せて、梅香は買い回りに。委託で買える所は後回しにして、事前チェックしていたところを総当りに。ただし地下まで行ったらいつ戻ってこられるかわからなかったので、第3展示場のみ。ウチがそんなに混むとは思えなかったので、しばらくは平沢一人で大丈夫だろうと判断したものの、サークル代表者がいつまでもスペースを空けているのもなんなので一旦スペースに戻る。トートバッグも買った本でそろそろ一杯だったしね! 開場から45分ほど、スペースに戻ると平沢はそこそこ忙しそう。この時点で、会場(第3展示場)内は相当な混雑……と言っても冬コミ3日目の混む所ほどではないし、今年5月の博麗神社例大祭に比べれば全然たいしたことはない、という程度。まぁ例大祭は十数年同人誌即売会に参加していても記憶にないほどのムチャな混雑だったので、比べても仕方ないけれど。当初はここで交代して、平沢に地下に行ってもらう予定だったが、梅香はテンション上がってるし、平沢もしんどくもなさそうだし、で引き続き梅香が地下に赴くことに。 地下1階、第1展示場に着いたのは12時ちょっと前くらい。この時点で地下→3階の移動には、一旦会場を出て並び直す必要があったようだけど、3階→地下は人自体が少ないのか、スイーッと簡単に行けました。とはいえ地下が空いているというわけでもなく、むしろ天井が低いぶん暑苦しく、混雑して感じられました。ここで(珍しく)梅香&平沢の両名が共通して欲しい本をGET。目標を達した後はひと通りサークル見て廻り、結構な数を購入。そうこうしているうちにカタログ完売・入場フリーになり、3階にも簡単に戻れるようになったので、重くなったバッグを手に東ガル会のスペースに。 戻ると、スケブを頼みに来た人がいるとのことだったので、受けられるように梅香が売り子に交代。平沢は買い物に出て、梅香はスケブ描き、といういつもの即売会の午後のパターンに。普段のオンリーと違うのは混雑が収まらないことで、外周に列を作っていた人達が島中まで循環してきて、開場時より賑やかになったくらい。一人で回せないほど忙しいこともなく、スケブ描きに没頭できるほど暇にもならない、コンスタントに売れ続けてくれていい感じ。 平沢が戻ってくると、梅香は再び買い物に。先刻近づけなかった3階外周部を主に見て廻ると、さすがにコピー誌やグッズは完売しているものの、結構新刊が残っていて、それなりの戦果が挙がる。なんだかんだで買いまくり、後で数えたら買った本は110部(+CDとグッズ少々)ありました。買い過ぎ! と言いたいところだけど、オンリーイベントで全サークルの10分の1から買った、と考えればそんなに多くないかも。例大祭もそのくらいだったし……とすると来年の例大祭では200冊買うことになるのか……ゴクリ。 そうこうしているうち、15時に即売会は終了。片付けの後アフターイベントは、この人数でのスクワット大会に参加する元気はなかったので、撤収することに。荷物を纏めて一旦ホテルに……と思ったら、ダンボール箱が多い! それなりに売れた筈なのに……と思ったら買った本でひとつ箱が埋まるんですね。これは嬉しい重み。仕方ないね。 イベント後は“玉沢円”さん・“はざましゅんいち”さんらの呑み会に混ぜていただく形で、伏見まで呑みに。ここがあの伏見かぁ! と思ったら、駅前は普通の、昭和の香りのするアーケード街でした。新小岩あたりと変わらん(笑)。もうちょっと歩くと造り酒屋が並ぶいい感じのエリアがあったりするらしいのですが。 予約の時間までまだあるというので、酒亭「吟醸酒房油長」で軽く一杯。普通の酒屋にカウンターがあって、そこで呑めるというスタイルがカッコイイ。3種類の酒を選んで呑める利き酒セットをみんな注文。お店の人が地酒について説明してくれて、好きな銘柄が選べる。これが見事に流暢な京都弁で、私はそこに感動しました。考えてみればこれまでこんな長々と生で京都弁を聞く機会ってなかったもんなぁ。出てきた地酒に感動した平沢は、さっそく1本買い求めていました。 お猪口3杯+αでいい気分になったところで、他の面子も合わせて鶏料理店「鳥せい本店」に。ここが名店であることは私も知ってる(ガイドブックに載ってたので)! 酒蔵を改築したという店内は、今にも新撰組が御用改めに来そうな、なんとも良い風情。鍋を中心に、出てくる鶏料理も、酒も全てハズレのない美味しさで感動。同人誌と即売会の話、玉沢さんが起こした会社の話、関東と関西のお笑いの違い、はざまさんが持ち込んだ火曜日入稿のナンバーズ本の原稿……と話題は多岐に上ったけど、80年代ジャンプの話題はやはり鉄板(笑)。 前回と違って1次会のみ。と言っても鳥せいに入ってからも約4時間経っているので、トータルでは相当な量を飲み食いしたことに。すっかりいい気分でホテルに戻ると、酔い覚ましもそこそこに大浴場に行き、入浴後はコンビニで買った「平安神宮ビール」でもう一回乾杯。心地良い疲れと共に眠りに就く……。 > メッセージが長すぎます。 > ディスクスペースを圧迫してしまうので、もうちょっと短くまとめてください。 と出たので、その2に続く……。 |
└アフターレポートその2というかもう京都旅... 快楽園梅香 2008/11/10 19:52:42 |